17得点から一転零敗…野村監督 攻撃的采配が裏目に

[ 2014年9月15日 05:30 ]

<神・広>7回2死一塁、マウンドを降りる中田(手前)を見つめる野村監督(左)

セ・リーグ 広島0-5阪神

(9月14日 甲子園)
 広島・野村監督の攻撃的采配が裏目に出た。0―0の7回1死無走者。そこまで6回を84球で3安打無失点と好投していた先発の九里に代打キラを送る勝負手を打ったが、無得点。

 直後に2番手の中田が3失点し、指揮官は「どっちが先に点を取るかというところ。あの回は点を取りにいかないといけなかった」と淡々と意図を説明した。前日の17得点の大勝から一転、わずか4安打の零敗。15日からは本拠地で、5ゲーム差のまま首位巨人と3連戦。野村監督は「どんな形でも勝って帰りたかったけど、仕方ない。切り替えて頑張ります」と声を絞り出した。

 ▼広島・九里(先発で6回無失点)先に点を取られないようにと思っていた。チームの勝ちにつなげられれば良かったんですが…。

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2014年9月15日のニュース