中日 11年ぶり広島戦6連敗 ベテランつくった波に19歳乗れず

[ 2014年9月11日 05:30 ]

<広・中>5回途中で降板する若松(左端)

セ・リーグ 中日3-4広島

(9月10日 マツダ)
 19歳右腕が悔しいプロ初黒星だ。プロ入り2度目の先発となった中日・若松が1―0の5回につかまり一挙に4失点。4回2/3でKOされると、チームも03年以来、11年ぶりの広島戦6連敗となった。

 「浮いて来ているなと思っていたから、低め低めと意識しながら投げたけど、修正できなかった」

 5回先頭の松山、キラの連打などで1死一、三塁とされると、石原にストレートの四球を与え満塁。ここで投手の野村に中前同点適時打を許すと一気に崩れた。4回までは好投していただけに、谷繁兼任監督も「唯一のピンチで、バッテリーが1点を怖がったというかね…」と顔をしかめた。

 前のカードの阪神3連戦は49歳の山本昌、36歳の山井、34歳の雄太で3連勝。だが、広島では23歳の伊藤、19歳の若松で連敗。ベテランのつくった波に若竜が乗れない。

 ▼中日・森野(6回先頭で約1カ月ぶりの10号ソロ)スライダー。点を取られてすぐ後の回だったが、とにかく自分のスイングを心がけた。

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