梶谷 球団37年ぶり2戦連続先頭打者弾 山下大輔以来

[ 2014年9月11日 05:30 ]

<D・ヤ>初回、右越えに先頭打者弾を放つDeNA・梶谷

セ・リーグ DeNA2-0ヤクルト

(9月10日 横浜)
 とぼけた顔してバ・バン・バーン――。DeNA・梶谷が初回、内角低めの直球をかち上げて風に乗せ、右中間席へ運んだ。

 先制の13号は1977年の山下大輔以来、チーム37年ぶりの2試合連続先頭打者ホームラン。「手応えはなかったですね。いい風が吹いてたんで、入ってくれと…。きのう睡眠をしっかり取れたのも良かったのかな」と笑った。

 久保の快投で2時間15分で終わった前夜。「寝酒してから10時間くらい眠れた」という。守備でも右翼への飛球は2つ。「暇過ぎて、立ってるだけだった」。この日も2時間24分。「時間が早くて助かります。きょうも同じパターンでいけそう。誰かあしたも言ってほしいな。“先頭打者打て”って」。3戦連発が懸かる11日の第1打席に要注目!

 ≪プロ野球記録は93年松永(神)の3試合≫梶谷(D)が前日に続く初回先頭打者アーチ。2試合連続初回先頭打者本塁打は昨年長野(巨)以来史上31人、36度目。チームでは山下(当時大洋)が77年4月28、29日の広島、阪神戦で打って以来37年ぶり2人目だ。プロ野球記録は93年松永(神)の3試合で、11日のヤクルト戦で2人目のタイ記録を狙う。一方、打たれたのはプロ初登板の新人・杉浦(ヤ)。初登板第1打者に被本塁打は、4月1日広島戦の秋吉(ヤ=打者・丸)以来史上65人目(チーム6人目)。同一年にチーム2人が被弾は、98年正津、サムソン(中)、同年カラーラ、小石沢(西)、11年朴賛浩、マクレーン(オ)に次ぎ4組目で、日本人2人は初めてだ。

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2014年9月11日のニュース