巨人 連敗ストップ 能見の暴投で決勝点 阪神と再び2・5差に

[ 2014年7月23日 21:10 ]

<神・巨>9回2死満塁、暴投で鈴木尚(左)の勝ち越し生還を許した能見

セ・リーグ 巨人3―2阪神

(7月15日 甲子園)
 セ・リーグ首位の巨人が接戦を制し、連敗を2でストップ。2位・阪神とのゲーム差を再び2・5に広げた。阪神の連勝は4でストップした。

 先発は阪神が能見、巨人は小山。初回2死一塁からゴメスが左越えに17号2ランを放ち、阪神が先制。巨人は3回、先頭のロペスが左越えに17号ソロ。「追い込まれていたこともあり、どの球種にも対応できるようボールを呼び込んでコンパクトにスイングした。いいスイングができた」と振り返った一発で1点差とすると、なお2死二塁から橋本の右前適時打で同点に追いついた。

 その後は両チームとも得点がなく試合が進んだが、巨人は9回2死満塁で代打・矢野を起用。その初球、能見のフォークボールがワイルドピッチとなり、三走・鈴木が勝ち越しのホームを踏んだ。その裏の阪神の攻撃を山口、マシソンの継投で抑え逃げ切った。

 先発の小山は6回5安打2失点と好投。2回を無安打無失点の2番手の香月が3勝目を挙げた。

 阪神は能見が9回を5安打3失点と踏ん張ったが、9回の1球に泣いた。打線もわずか5安打と援護できなかった。

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