完全試合逃した…11Kの吉田一「切り替えられるかどうかが力の見せどころ」

[ 2014年7月23日 21:25 ]

<オ・日> 8回1安打無失点の好投で3勝目を挙げてファンの声援にこたえる吉田一(中央)

パ・リーグ オリックス1―0日本ハム

(7月23日 京セラD)
 オリックスがルーキー吉田一の快投で4連勝を飾った。

 「しっかり腕を振って自信を持って投げた」。そう振り返るこの日の投球は7回1死まで日本ハム打線に走者を出さないパーフェクトな内容。中島に中前打を許し、「少し意識はしていた」という大記録とはならなかったが、8回まで投げ、1安打無四球11奪三振
と堂々の投球を披露した。

 7回に初安打を許した後も気持ちを切らさずに、その後も陽、中田と日本ハムの中軸を三振に斬って取り、「切り替えられるかどうかが、本当の力の見せどころ」と気持ちの強さもうかがわせた。

 この日、8回までの24アウトのうち、11アウトが三振によるもの。「低めに投げたのが三振につながった」と語るドラフト1位ルーキーはこの日、エース・金子が出場選手登録を抹消されたチームの暗いニュースを払しょくするような自身の投球に胸を張った。

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2014年7月23日のニュース