広島 V打会沢感謝「赤松さんなら還ってくれる」

[ 2014年7月23日 23:00 ]

<ヤ・広>11回表2死一、二塁から会沢の右前打で赤松が勝ち越しの生還。捕手・中村

セ・リーグ 広島4―2ヤクルト

(7月23日 神宮)
 これぞ飯を食えるプロの足だ。広島の赤松が売りの足を生かして決勝点をもぎ取った。

 9回にキラの代走で出場し、そのまま守備についた赤松。同点の延長11回、2死走者無しからこの日初めての打席が回ってくると、中前打で出塁しすぐさま二盗を決めた。

 四球で一、二塁としてから会沢が放った右前打を前進守備の右翼手・雄平が好返球。厳しいタイミングとなったが、プロ野球屈指の足を誇る赤松の低く鋭いスライディングが捕手・中村のミットよりわずかに早くホームに入り、貴重な決勝点に。赤松でなければまずアウトになる当たりだった。

 決勝打を放った会沢は「赤松さんなら還ってくれるだろうと思って。赤松さんに感謝です」とニヤリ。赤松の好走塁のおかげでヒーローの座をつかみ笑顔が止まらなかった。

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