横浜 投打の柱が活躍!10連続Kの伊藤「真っすぐが良かった」

[ 2014年7月23日 13:43 ]

<湘南・横浜>5回途中から登板し11奪三振を奪った横浜・伊藤

神奈川県大会4回戦 横浜8―3湘南

(7月23日 保土ケ谷)
 投打の柱が活躍し、横浜が3季連続の甲子園に前進した。

 先発はこの日も春日井だったが、5回に本塁打を打たれ3―3と追いつかれたところでエースの伊藤が登板。次々と三振に斬って取り、9回の先頭打者・岩崎に中前打を打たれるまで10連続三振。その後も1つ加えて打者13人に対し54球、1安打11奪三振で無失点の圧巻の投球を見せた。

 10連続奪三振は、12年夏の甲子園で桐光学園の松井裕樹(現楽天)が今治西戦で挙げた記録に並ぶ数字だ。

 試合後伊藤は「自分はそんなに三振を取れるピッチャーではないので、自分でもうれしい」と笑顔。「春から調子が上がらなかった中、真っすぐのキレが上がってきてくれてよかった。真っすぐが良かったので自信を持って投げ込んだ」と語った。

 また、3―3で迎えた7回には今秋ドラフト1位候補の浅間が今大会3本目、自身通算31号となる勝ち越しの2ランを放つ活躍を見せ「伊藤が投げているので点は取られないな、と思っていた。チャンスを作っている中、点が入っていなかったので自分が決めてやろうと思っていたのでうれしい」と語った。

 これで5回戦進出。だが、昨夏、今春と2季連続して甲子園出場している横浜だが、昨夏は1勝したもののセンバツは1回戦敗退。「甲子園に忘れ物を取りに行く」ということを目標としているだけに伊藤は「悔しい思いをしてきたので、頑張って行きたい」と力強く語っていた。

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