広島 エルドにつなぐつもりが…丸 決勝2ランに「最高の形。ホッ」

[ 2014年7月22日 22:01 ]

<ヤ・広>延長10回無死二塁、決勝の2ランを放った広島・丸

セ・リーグ 広島7―4ヤクルト

(7月22日 神宮)
 点を取っては取り返すシーソーゲームに決着を付けたのは、広島・野村監督が「前半戦で成長した一人」と称した丸だった。

 4-4で迎えた延長10回無死二塁。勝ち越しを決める絶好の場面だったが「いい形で(次打者の)エルドレッドにつなげればと思っていた」と、チームプレーを優先した。それでも、真ん中高めの直球を振り抜くと白球は右翼スタンド中段へ。「最高の形で点が入ったのでホッとしています」と、つなぐ意識がもたらした決勝弾に胸を張った。

 前夜の後半戦初戦で完敗、この日も終盤までリードを許す展開だったが「選手は誰もあきらめていなかった」という。「そういう気持ちでいけて最後に勝ったことは大きい。この勢いをあしたもつなげたい」。コイの反撃がようやく始まった。

 

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2014年7月22日のニュース