高橋周＆松井佑が一発　谷繁監督「勝てなかった」も後半戦に期待

＜Ｄ・中＞初回無死二、三塁、頭部に死球を食らう中日・和田

セ・リーグ 中日４－４ＤｅＮＡ

（7月21日 横浜）
　いきなりの総力戦を何とか引き分けた。中日は初回に和田が危険球を頭部に受け交代するアクシデント。苦しい戦いとなった中で、高橋周、松井佑の若い二人が揃って同点アーチを放ち、後半戦での活躍に期待を抱かせた。

　「（試合内容を）掘り下げると、勝てなかったのかな。チャンスでもうちょっと冷静に打つ球を決めていけば、違う結果になったかもしれない」

　谷繁兼任監督にとっては負けなかったのではなく、勝てなかった試合。ただ、収穫はあった。２―３の２回、高橋周が今季９打席目で初安打となる右中間への１号ソロ。３―４の８回２死では和田の代役として緊急出場した松井佑が、右越え１号ソロで再度、振り出しに戻した。待望の一発に「嬉しいですけど、これで終わったらいけない」と高橋周。幸い、和田も大事には至らず、後半戦初勝利へ仕切り直しだ。　

　▼中日・高橋周（２回に今季１号ソロ）結果が出ていなかったので、初球から振ろうと思っていた。

　▼中日・小笠原（１０回２死一塁で投ゴロに倒れ、プロ野球記録の代打７打数連続安打ならず）あしたからまたしっかり準備して、一から頑張ります。