星野監督 2連勝の則本に厳しく「誰がエース?」

[ 2014年4月4日 22:11 ]

投手交代を告げに行く楽天・星野監督(左)。右は佐藤投手コーチ

パ・リーグ 楽天6―3ソフトバンク

(4月4日 コボスタ宮城)
 7回3失点で2連勝した楽天・則本だが、星野監督は決して満足していなかった。

 試合後、報道陣からソフトバンク・摂津との“エース対決”を制したことを問われると「誰がエース?エースはあのまま投げ切らないと」と指揮官。摂津との直接対決で昨季から4度目にして初めて投げ勝ったにもかかわらず、完投勝利を挙げられなかった2年目の右腕に厳しいひと言。8回に2点を追加し、試合を決定的にした場面は「あれは効いた」と勝因の一つに数えたが、続けて「1点じゃファルケン(ボーグ)も危ない」と、リリーフ陣にも不安があることを吐露した。

 それでも負傷の嶋に代わって、プロ5年目で初スタメン出場の捕手・小関には「バントはヘタだったけど、守備はできる。十分いける」と戦力として見通しが立ったことを収獲としていた。

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