中日 呉昇桓に来日初失点つけた 完敗でも価値ある1点

[ 2014年4月4日 05:30 ]

セ・リーグ 中日4-7阪神

(4月3日 京セラD)
 完敗の中、中日にわずかながらの光明が見えた。4点を追う最終回、シーズン最初の対戦で呉昇桓に来日初失点を付けたことが連敗チームの、せめてもの救いだった。

 好調をキープするリードオフマンがしとめた。9回1死一塁、大島は147キロ内角直球をコンパクトにスイング。打球は右中間を破る適時三塁打となった。「直球に力があると思っていたので、負けないように一番速い球に合わせていきました」。わずか1点とはいえ今後、何度も対戦することを考慮すれば、価値のある1点だった。

 先発・山内が4回8安打7失点の大乱調。試合は序盤で大勢を決したが、谷繁監督は「最後まで集中力を継続してやっている」と粘りを見せた打線を評価する。呉昇桓についても「見られたことは良かった」と含みのあるコメントを残した。

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2014年4月4日のニュース