圧巻14K!金子「1年に1度」の投球で開幕戦のリベンジ

[ 2014年4月4日 21:29 ]

<オ・西>ファンとハイタッチする金子(左)と坂口

パ・リーグ オリックス3―0西武

(4月4日 京セラD)
 これがエースの投球だ。オリックスの金子が4者連続を含む自己最多、毎回の14三振を奪い、昨年8月以来の完封勝利を飾った。

 西武打線に許した安打は2、4回の浅村の2安打のみ。2回1死一、三塁の場面で秋山を空振り三振に仕留めると、その後はピンチらしいピンチもなかった。「一球一球丁寧に」投げて直球、変化球とも制球はほぼ完璧。お立ち台では「1年に1度くらいこういうピッチングをしたいと思っていた投球ができた」と笑顔で振り返った。

 開幕戦は7回途中8安打3失点と自身が「ふがいない」と振り返る投球で、チームは2年連続サヨナラ負けスタート。その悔しさを本拠地開幕戦での圧巻の投球で晴らし「何とか勝ててよかった」と喜んだ。

 森脇監督も「心の中に秘められた強さがピッチングに出た。素晴らしかった」とエースを最大限の言葉で称賛。チームは4連勝と波に乗ってきたが、金子は「このまま止まらずに行ければ」と快進撃を誓った。

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2014年4月4日のニュース