上原 貫禄の今季初登板!2冠王に大胆直球勝負

[ 2014年4月4日 05:30 ]

オリオールズ戦の9回に登板、無失点にしのいでファレル監督(左端)とタッチするレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス6―2オリオールズ

(4月2日 ボルティモア)
 「世界一の守護神」の貫禄だ。レッドソックスの上原が4点リードの9回に今季初登板。

 いきなり昨季本塁打、打点の2冠王デービスと対峙(たいじ)したが、「最初は緊張する部分もあるが、点差があれば楽しめる。きょうはほとんど真っすぐだけで、本塁打を打たれてもいいやと投げました」と、大胆に直球だけで勝負を挑んだ。デービスの一ゴロが失策となる不運に見舞われ、さらに内野安打や暴投で2死一、三塁。だが、最後は8番打者を一ゴロに仕留めた。暴投になったのはスプリット。フロリダのキャンプ地から、肌寒い北東部へ移動したばかりで「気温との兼ね合いで滑りますから」と織り込み済み。3日は39歳の誕生日。2年連続世界一に向け、上々のスタートを切った。

 ▼レッドソックス田沢(開幕戦に続き、1回無失点)先頭打者に打たれた球は甘かったと思うが、その後はしっかりと抑えられた。

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2014年4月4日のニュース