ライアン連敗止めた「やってやるぞという気持ち」逆転ピンチで併殺斬り

[ 2014年4月4日 22:03 ]

<ヤ・神>開幕戦に続き2連勝を飾ったヤクルト・小川

セ・リーグ ヤクルト5―2阪神

(4月4日 神宮)
 ヤクルトに待望のチーム2勝目をもたらしたのはやはりエースの小川だった。開幕戦で勝って以来1週間ぶりの白星、8回を7安打されながらも阪神打線を2点にしのいでみせた。

 この1週間で雨天中止、ノーゲームがあり試合をしたのは4試合、シーズン序盤とはいえ勝てば5割にあと1となるだけに負けるわけにいかなかった。「やってやるぞという気持ちでマウンドに上がった。(連敗を)止められてよかった」と、お立ち台では責任を果たして安どの表情。

 この日は、阪神4番のマートンには3安打され、8回にも1点差に迫られ1死一、二塁と一打逆転の場面、ここはこん身の高め直球で併殺打に切って取り最大の危機を乗り切った。「だいぶ苦しかった。野手の人と声を掛け合って落ち着いて投げられた」とバックの援護に感謝しきりだった。

 これで2連勝、2年目右腕にかかる期待はますます大きいが、最後に「満足することなく切り替えて頑張りたい」と、浮上に向けて強い決意を表した。

続きを表示

2014年4月4日のニュース