呉昇桓 能見さんと必勝リレー結成「カッコいい、イケメンだった」

[ 2014年1月26日 09:15 ]

能見(右)、関本(左)にあいさつする呉昇桓(中央)

 阪神の新守護神として期待される呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=サムスン)が25日、キャンプ地の宜野座村営野球場で自主トレを公開した。同所で練習しているエース・能見篤史投手(34)と対面し、シーズン中の「必勝リレー」結成を固く誓った。

 午後2時、球場に現れた呉昇桓(オ・スンファン)を、午前中から汗を流していた能見が関本とともに出迎えた。笑顔でガッチリと握手を交わした左腕は「石仏」から放たれるただならぬ空気を感じ取っていた。

 「いやぁ、オーラがあるというかね」

 顔を合わせるのは昨年12月中旬に呉昇桓が甲子園などの施設見学に訪れた時以来、2度目だ。しかし、1カ月に及ぶグアム自主トレでハードトレーニングを積んできた姿はまるで別人。真っ黒に日焼けし、筋骨隆々とした守護神の“戦闘ボディー”を目の当たりにし、エースも衝撃を受けた。

 能見の「オーラ」発言を伝え聞いた呉昇桓は表情を崩し「それはないと思う」と謙そん。逆にモデル体形の能見を「野球がうまいのはみんな知っている。カッコいいし、イケメンだった」と褒め返した。

 シーズンに入れば勝利のバトンを受け渡しする間柄となるだけに「当然、(能見に)完投、完封もやってもらいたいが、ブルペンの立場としては勝った状態で降板した時には、その勝利を最後まで守るのが自分の仕事」と、共闘で白星を量産することを宣言した。

 グアム自主トレ打ち上げ後の再始動。ランニング、ウエートトレーニングなど約2時間、みっちり汗を流した。キャッチボールでは韓国時代は使うことの少なかった90キロ台のカーブを投げた。

 「試合の時にキャッチャーと相談しながら考えていきたい。(カーブは)キャッチャーが良いと思えばサインを出してくれるし、良いと思わなければサインも出さないだろう。今のところ首を横には振らないつもり」

 長いシーズンを戦い抜くための“秘密兵器”。今後は、平均150キロを計測する重い「石直球」の威力を倍増させるであろうカーブの精度も高めていく考えだ。キャンプインを目前に控え、背番号22のギアが確実に上がってきている。

 ≪先発48勝のうち29試合Sが記録≫これまで能見(神)が挙げた先発勝利のうち、完投勝利(完封含む)を除くと48勝。このうち29試合で救援投手によるセーブがマークされている。昨年は先発勝利6勝中、セーブがあったのはわずか2試合。理由として能見の完投能力の向上と、確たる抑え投手不在の2つが影響したと考えられる。

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