高卒14年ぶり1軍抜てき ドラ5関根 ハマのイチローになれ

[ 2014年1月26日 05:30 ]

1軍スタートが決まったDeNAドラフト5位の関根

 ハマのイチローになるんだ。DeNAは25日、沖縄で行う春季キャンプの1、2軍メンバー振り分けを発表し、新人ではドラフト5位の関根大気外野手(18=東邦)が1軍に抜てきされた。

 「(1軍の)可能性はあると言われていたので、準備はしてきた。練習中に“あっ”と目にとまる存在感を見せたい」。初々しい笑顔からは想像もできない身体能力を持つ。50メートル5秒8の俊足に加え、遠投115メートルの強肩。高校時代は通算33本塁打をマークするなど、長打力も兼ね備える。

 球団の高卒新人の1軍スタートは00年以来14年ぶり。00年は権藤監督の方針で高卒の1位・田中ら新人全8選手が1軍スタートだったが、関根は実力で勝ち取った。18日に新人合同自主トレを視察した中畑監督は「脚力が際立っているし、動きもシャープ。年齢に関係なく動きを見て1軍に抜てきした」と説明した。

 さらに、イチロー(ヤンキース)とも重ね合わせた。同じ愛知出身で左打ちの外野手。走攻守三拍子そろい、下位指名(イチローはオリックス4位)なところまで一緒で「ティー打撃でもフォロースルーを大きく取って、イチローをどこか意識しているように感じたね。イチローを超えろ!それくらい期待している」と指揮官。故郷の英雄と比較された関根は「凄いの一言で収まりきらない方」と謙遜したが、甲子園経験のない無名の高卒新人が「ハマのイチロー」となれば、チームにとっては掘り出し物だ。

 「この世界でやっていく以上レギュラーでありたい」。名前は大気。親から「空気が人にとって必要なように、大気も周りから必要とされる存在になるように」との願いを込めて名付けられたという。大気は「大器」だった。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「大谷翔平」特集記事

2014年1月26日のニュース