隼太 富山から鳴尾浜に掛布DC呼び出した「見てください」

[ 2014年1月26日 09:18 ]

打撃指導を受け、引き揚げる掛布DCを見送る中谷(左)と伊藤隼

 阪神の伊藤隼太外野手(24)が25日、鳴尾浜球場に掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)を呼び出して自主トレの視察を仰いだ。

 「沖縄では(自主トレを)やっていたけど、(掛布DCには)見てもらっていなかったので」

 必死さを物語る行動だった。10日から巨人・高橋由らと沖縄で行った合同自主トレを打ち上げた前日24日、掛布DCの携帯電話を鳴らした。

 所用で富山県に滞在していた掛布DCは「見てもらえませんか?」という弟子の求めを受け、午前中に帰阪。選手への直接指導を禁じられている自主トレ期間だが、そっと見守ることぐらいはできる。室内で、中谷ら打撃練習をする伊藤隼のかたわらに立った。

 「2時間ぐらい電車の時間を早めて帰ってきたよ。本当は、もう少し(富山に)いる予定だったんだけど。ただ、それ(急いで帰阪した)ぐらいの価値はあったよ」

 目に飛び込んできたのは、昨秋キャンプから密着指導してきた男の明らかな変化。伊藤隼はオフ期間も無休でバットを振り続け、沖縄では高橋由からもアドバイスを受けていた。成果を十分に確認できるスイングを、室内で繰り広げた。

 「形はいい。ビックリした。首が傾くクセも出ていない。肩もレベルで、軸回転で回れている。あとは実戦。楽しみだ」

 キャンプインを前にお墨付きが出た。伊藤隼は今季、勝負の3年目。「納得して自信を持っていける。結果も欲しいけど(やってきたことを)貫きたい」。ポジション争いのサバイバルに挑む背番号51が自信を胸に、26日に宜野座先乗り自主トレへと出発する。

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