作新学院17点大勝で3年連続初戦突破 初出場の桜井を圧倒

[ 2013年8月10日 13:17 ]

<作新学院・桜井>1回2死二塁、作新学院・中村が右越えに先制二塁打を放つ。投手竹野

 第95回全国高校野球選手権大会第3日は10日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第2試合では3年連続9度目出場の作新学院(栃木)が17―5で春夏通じて初出場の桜井(奈良)を下し、3年連続初戦突破を果たした。

 作新学院は初回、四球と暴投で2死二塁の好機を築き、4番・中村の右越え適時二塁打で先制。なおも2死二塁から続く江俣のゴロを遊撃手が一塁に悪送球する間に二走が2点目のホームを踏んだ。

 3回には小林の右中間を破る三塁打から2死一、三塁とし、相手のボークで3点目。失策と四球で満塁となり、7番・川上の右前2点適時打でさらに加点し、桜井の左腕・竹野を早々と攻略した。4回には犠飛で6点目を挙げ、3点差とされた後の6回には2四球に足を絡めて1死二、三塁とし、山下の2点適時打、中村の右中間を破る適時三塁打、江俣の左前適時打と3連打で4点を挙げ、試合を決めた。

 作新学院は9回は打者11人で6点を挙げてダメ押し。15安打に7盗塁を絡めて17点を挙げて桜井を圧倒した。

 桜井は4回無死一、二塁から木下が左翼ポール際に飛び込む3点本塁打を放って反撃。9回には4連打で2点を返して意地を見せた。

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