大分商　笠谷　直球勝負も…しゃく熱甲子園にやられた

＜修徳・大分商＞甲子園の砂を集める大分商・笠谷

第９５回全国高校野球選手権１回戦 大分商２―８修徳

（8月9日 甲子園）
　＜大分商＞２年生左腕・笠谷は、強打の修徳打線に「真っすぐに強いというのは知っていたが、自分のボールを試したかった」と直球勝負を挑み、５回までは２安打１失点で切り抜けた。

　しかし「大分と同じくらいだと思っていたが、（甲子園は）それ以上に暑かった」と徐々に体力を消耗。６回以降につかまり、８回途中８失点で悔しい降板となった。けん制を駆使して３つのアウトを奪うなど、持ち味は見せた。「自分は２年生なので涙は流さず、また甲子園に来たい」と気丈に話した。