仙台育英 2番手馬場がサヨナラ呼ぶ力投「お返しができた」

[ 2013年8月10日 23:07 ]

浦和学院戦に2番手で登板した仙台育英・馬場

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 仙台育英11―10浦和学院

(8月10日 甲子園)
 仙台育英は2番手で登板した馬場の力投がサヨナラ勝ちを呼び込んだ。3回途中からマウンドに上がり2点を失ったが、5回以降は無失点で8三振を奪った。「県大会は不調で仲間に助けてもらってばかり。何とかお返しができた」と胸をなで下ろした。

 打者を抑え、体全体で喜びを表すたびにスタンドが沸いた。背番号10の右腕は「ほえまくって投げた。けっこうオーバーアクションでしたね」と照れた。

 ▼仙台育英・佐々木監督「本当に諦めず最後までよく集中を切らさなかった。監督の方が、集中が切れそうだった」

 ▼仙台育英・上林主将(埼玉出身。5打数無安打3三振)「地元の相手で自分にとってはやりづらかった。初戦はいつもこんなもの。助けられてばっかり」

 ▼仙台育英・長谷川左翼手(六回に同点打)「神様が甲子園で打たせてくれた。(5点差を逆転した)宮城大会決勝のようにチーム一丸となって勝ち取った勝利」

 ▼仙台育英・鈴木投手(三回途中8失点)「ここまで来て反省がまだ出るのか。エース番号をつけているのに、チームに助けられているようじゃ、まだまだ」

 ▼仙台育英・小野寺一塁手(サヨナラのホームを踏み)「人生で初めて。走っててどきどきした。今までで一番(足が)速かったと思う」

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