イチロー4000安打へあと13本 渦中のAロッド4打数1安打

[ 2013年8月6日 12:26 ]

ホワイトソックス戦の2回、ウェルズの二塁打で三塁に進み、ガッツポーズするヤンキースのロドリゲス

 米大リーグ、ヤンキースのイチローは5日(日本時間6日)、シカゴでのホワイトソックス戦に「7番・右翼」で先発出場、4打数1安打で、日米通算4000本安打まで、あと13本とした。ヤンキースは序盤から失点を重ね、1―8で敗れた。ホワイトソックスは連敗が10で止まった。

 2回の第1打席は1死二、三塁の好機に遊飛、4回の第2打席も2死一、二塁で遊ゴロ、7回の第3打席は先頭で三ゴロと11打席連続で凡退していたイチローだったが、9回の第4打席では2ボール1ストライクから甘く入った直球系のボールを鋭いライナーで右前に弾き返した。

 また、薬物規定違反によって大リーグ機構から8日以降の今季残りと来季全試合の計211試合の出場停止処分を科されたロドリゲスは「4番・三塁」で出場、4打数1安打だった。球場全体が大ブーイングに包まれた2回の第1打席、ロドリゲスは内角球に詰まりながらも左前に落ちる安打を放った。4回の第2打席は中飛、6回の第3打席は左飛。8回の第4打席は無死二塁から見逃し三振。

 規定では選手が異議申し立てをした場合、最終決定が下されるまで出場可能となっており、ロドリゲスは異議申し立ての手続きを取っている。今季は左股関節の手術で出遅れ、5日が今季初出場だった。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月6日のニュース