Aロッド、処分確定なら…ヤンキースは34億円支払わなくてOK

[ 2013年8月6日 14:06 ]

試合前に記者会見するヤンキースのロドリゲス
Photo By スポニチ

 大リーグ最高年俸を誇るヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)に厳罰が科せられた。大リーグ機構が5日(日本時間6日)に発表したロドリゲスの出場停止期間は8日以降の今季残りと来季全試合の計211試合。処分が明ける15年の開幕時は39歳となり、選手生命に影響を及ぼすことは必至だ。

 ロドリゲスには01~03年のレンジャーズ時代の薬物使用を認めた「前科」がある。今回は処分軽減のために弁護団を雇い、折衝を重ねてきたが、機構は厳罰の理由として数年間にわたる禁止薬物の使用・所持に加え、調査に対する妨害行為があったとしており、折り合いがつかなかったようだ。

 ロドリゲス側は処分を不服とし、異議申し立ての手続きを取る意向。この日、故障者リストから復帰、ホワイトソックス戦に強行出場して4打数1安打だった。結論が出るまでは試合に出場する見通しだが、処分が確定した場合、ヤンキースは今季の残り分と来季年俸を合わせた約3420万ドル(約34億円)を支払う必要がなくなる。

続きを表示

2013年8月6日のニュース