熊本工 4年ぶり切符 文徳の完全男攻略、工藤が延長決勝打

[ 2013年7月25日 06:00 ]

熊本決勝 熊本工5―4文徳

(7月24日 藤崎台県営)
 <熊本工>今春の九州大会で完全試合を達成した文徳・本田を攻略し、4年ぶりに甲子園への切符を手にした。

 5回に暴投に失策も絡んで3点のリードを許したが、8回に2本の適時打で追いつき、延長10回に4番を外されて途中出場した工藤の中前へ落ちる適時打で決勝点をもぎとった。

 全6試合を1人で投げ抜いた左腕エースの山下は「みんなが打ってくれたから頑張れた」と打線への感謝を口にした。09年夏を最後に甲子園から遠ざかり、グラウンドの黒板には「名門復活」の言葉を刻んだ。林幸義監督は「(甲子園では)数少ないチャンスをものにする熊工らしい野球をしてもらいたい」と期待を込めた。

 ◆熊本工 1898年創立の県立校。機械科など10学科を設置。

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2013年7月25日のニュース