大谷 外出禁止のワケ…栗山監督「2つやる意味を考えなさい」

[ 2013年7月25日 08:20 ]

<オ・日>9回の攻撃を前に中田(右)と話をする大谷

パ・リーグ 日本ハム1-5オリックス

(7月24日 京セラD)
 日本ハムのルーキー・大谷が後半戦初戦に「5番・右翼」で先発出場し、2安打1打点の好スタート。試合前には22日に外出禁止令を破ったことについて、栗山監督から“お目玉”を食らったが、試合では結果を出した。

 大谷は22日の球宴第3戦(いわき)後に日本ハムの先輩・中田らに誘われて食事に出掛けたが、1月の自主トレ期間中に栗山監督から1年間の外出禁止令を通告されていた。やむを得ず外出する際は、同伴者らを指揮官に報告することを義務付けられていたが、関係者によれば今回は報告をしていなかったという。

 「叱ったよ。外出の仕方について話してクギを刺したんだ」と指揮官。「外出禁止」は二刀流挑戦による疲労の蓄積を避けることが一番の目的だ。開幕から投打でフル回転し、球宴も全3試合に出場。少しでも休んで後半戦に備えてもらいたかっただけに、栗山監督は「誘われたのだから、(外出は)本意ではないはずだけど、(投手と野手と)2つやる意味を考えなさいということ。コンディショニングを整える責任がある。“おまえに何かあればみんなが迷惑する”と言った」。

 「基本的にはどこにも行かない。でも、誘われることもあるので、しっかり確認しようということです」と話した大谷。試合では存在感を示して、きっちり“名誉挽回”した。

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