マエケン 東京ドームでの連敗止めた!「1つ勝ってよかった」

[ 2013年7月25日 21:49 ]

4回、2死一、二塁のピンチで高橋由を空振り三振に打ち取った広島・前田健

セ・リーグ 広島11―2巨人

(7月25日 東京D)
 連敗を止めたのは、やはり広島のエース・前田健だった。昨年5月2日から続いていたチームの東京ドームでの連敗を14で止め「1つ勝ってよかった」と笑顔を見せた。

 「(東京ドームで今季)1つも勝っていないと知っていたので、何とか自分でこの連敗を止めようと思ってマウンドに上がった」という前田健は、その言葉の通り初回から巨人打線に対し真っ向勝負を挑んだ。簡単に2死を取ると、坂本を外角スライダーで空振り三振と上々の立ち上がり。

 この力投が味方の援護を呼んだ。2回、前田健自身のタイムリー、キラの11日以来の一発などで一挙8点をマーク。この大量援護を受け、7回を4安打2失点で8勝目をマーク。東京ドームでの勝利を見届けた広島ファンに「勝ち試合を見せられてよかった」と笑顔を見せた。自身も東京ドームでは2010年8月以来、3年ぶりと久々の勝利だった。

 投打ががっちりとかみ合い鬼門からの脱出。「勝負はここから」と前田健。野村監督も「ここから巻き返したい」と上位をにらんでいた。

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