【試合経過】桐光・松井 準々決勝で敗退…横浜 高浜同点、浅間逆転2ラン

[ 2013年7月25日 16:53 ]

<桐光学園・横浜>初回、力投する桐光学園の松井裕樹投手

 第95回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間、甲子園)の神奈川大会は25日、横浜スタジアムで準々決勝2試合が行われ、ドラフト上位候補の左腕・松井裕樹投手(3年)擁する第1シード桐光学園は2―3で第3シード横浜に敗れ、松井の夏が終わった。

 雨のため1日順延となった強豪同士の激突。桐光は昨夏の準々決勝で4―3、今春の3回戦でも3―0で横浜を下していたが、打倒・松井に燃える横浜の前に屈した。

 初回、先攻の桐光は1死二、三塁から3試合ぶりにスタメン出場した4番・坂本の中前適時打で1点を先制。その裏、松井は先頭の川口に二塁打を許したが、浅間、渡辺を連続三振、渡辺を四球で歩かせて一、二塁となったが、高井を一邪飛に打ち取り無失点で切り抜けた。

 2回、桐光は先頭の田中が中前打で出塁したが、3人で攻撃を終了。その裏、松井は先頭の松崎に中前打を許したが、後続をピシャリ。

 3回、桐光は2死満塁のチャンスを築いたが、追加点を奪えず。その裏、松井は3つ目の三振を奪いなど、この日初めて3者凡退に抑えた。

 4回、桐光の攻撃は3者凡退。その裏、松井は横浜の4番・高浜に初球をバックスクリーン直撃弾を浴び、同点に追い付かれた。

 5回、桐光は1死から四球で走者を出したが、無得点。その裏、松井は2死から四球で出塁させた浅間に二盗を許し、さらにワイルドピッチで三塁へ進めれたが、渡辺を三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 6回、桐光は先頭の中野が中前打で出塁し、送りバントで二塁に進めたが、三盗に失敗し、無得点。その裏、松井は2死から内野安打と四球で一、二塁のピンチを招いたが、伊藤を得意のスライダーで空振り三振と、ここも踏ん張った。

 7回、桐光は1死から1番・大島が右翼ポール際へのソロ本塁打を放ち、1点を勝ち越し。しかし、その裏、松井は1死一塁から二番・浅間に右越え2ランを被弾。横浜が逆転した。

 8回、桐光は無死一、三塁のチャンスをつかみながら1本がでず、無得点。その裏、松井は3者連続三振の力投で9回の攻撃に望みをつないだ。

 9回、桐光は1死から武が中前打で出塁したが、追い付くことはできなかった。

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