9K報われず…ダル 5戦白星なし「今のままを続けること」

[ 2013年6月15日 06:00 ]

<レンジャーズ・ブルージェイズ>7回を3安打1失点のレンジャーズ・ダルビッシュ。勝敗は付かなかった

ア・リーグ レンジャーズ1―3ブルージェイズ

(6月13日 アーリントン)
 5試合中4試合がクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)。防御率2・64はリーグ4位に浮上した。それでも勝てない。5月16日を最後に勝ち星がないレンジャーズのダルビッシュは気丈に話した。

 「自分の仕事は最低限している。悪い流れとは自分であまり思っていない。今のままを続けることだと思っている」

 7回3安打1失点。2試合続けて同カードとなったが、立ち上がりはスライダーの配分を減らし、途中から決め球に多用した。結果、三振は前回の7から9に増えた。

 3回の失点は連係ミスから生まれた。無死一、二塁からカブレラの打球は二塁定位置付近へのゴロ。しかし、二塁手プロファーがけん制球を受けるため二塁ベースに入ったため、一、二塁間を抜けて同点となった。カブレラは「本当なら二ゴロだったかもね」と笑った。

 最近の登板5試合の味方の援護(登板している間)は計7点で、1試合平均1・82。チームは11年8月以来のホーム3連敗で、地区首位のアスレチックスとのゲーム差は2と広がった。「みんなで力を合わせ、下を向くことなくやっていくしかない」。チームを勢いづけるエースの白星が必要だ。

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2013年6月15日のニュース