亜大 北村が雪辱打 前回見逃し三振の悔しさ野球ノートに…

[ 2013年6月15日 06:00 ]

<桐蔭横浜大・亜大>延長10回1死満塁、右前適時打を放つ亜大・北村

全日本大学野球選手権第4日・準々決勝 亜大3―2桐蔭横浜大

(6月14日 神宮)
 亜大はタイブレーク方式の末にサヨナラ勝ち。昨秋の明治神宮大会準決勝で敗れた桐蔭横浜大にリベンジを果たした。

 延長10回1死満塁から2番・北村は129キロのスライダーを右前に運び「自分が何をしたのか覚えていない」と大興奮。前回対戦では同点の5回1死二、三塁でフルカウントから見逃し三振。その悔しさと反省を半年間、野球ノートに書きつづってきた。それを知る生田勉監督は「(タイブレークなら)北村でいこうと思っていた。指示もサインも出していない。気持ちが伝わってきた」。殊勲打を放った2年生は「監督の期待に応えたい一心だった。日本一になるために練習してきた」と力強かった。

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2013年6月15日のニュース