逆転のロッテ復活！２番荻野貴、９番伊志嶺“連敗脱出オーダー”的中

＜Ｄ・ロ＞３回１死二塁、ロッテ・荻野貴は中前適時打を放つ

交流戦 ロッテ３―１ＤｅＮＡ

（6月14日 ＱＶＣマリン）
　ロッテ・伊東監督の「連敗脱出オーダー」が的中した。

　３試合連続で無安打だった昨季の首位打者・角中に代えて荻野貴を２番に、岡田に代えて伊志嶺を９番でスタメン起用。１点を追う３回、この２人が期待に応えた。

　先頭の伊志嶺が四球で出塁し、１死二塁から荻野貴の中前適時打で同点。さらに井口、今江の連続中前打で勝ち越した。先発の唐川が右中指の爪が割れて６回１失点で降板するアクシデントもあったが、今季１６度目の逆転勝ち。連敗を４で止めた伊東監督は「角中は攻守で精彩を欠いていたので特別扱いせず外した。代わりの選手が、うちらしい野球をしてくれた」と目を細めた。伊志嶺が「悪い流れを変えるための起用だと感じていた」と言えば、荻野貴も「調子が悪い選手を全員でカバーするのがロッテの良さ」。らしさを取り戻した「逆転のロッテ」が再び息を吹き返した。

　▼ロッテ・益田（９回を３者凡退で両リーグ最速で２０セーブ到達）順調とは思っていない。３敗もしているので。最後にチームの順位も、セーブ数も１位になれるように頑張る。