井端 “パンツ一丁”特打「本当は全部脱ぎたかった」

[ 2013年6月15日 06:00 ]

 WBCの救世主がプライドも服も脱ぎ捨てた。打撃不振の中日の井端弘和内野手(38)が14日、QVCマリンの室内での練習で居残り特打。

 最初にシューズを脱いで裸足になると、ティー打撃が熱を帯びるに従ってユニホームのズボンもシャツも脱ぎ、最後はパンツ一丁で約20分間バットを振り続けた。

 「裸で打ったら気持ちいいだろうなと思って。本当は全部脱ぎたかったけど(外から見える)隙間もあったからね。全裸で振るのはホテルの部屋に帰ってからにする」

 冗談で笑わせたが、半裸で打ち込んだ表情は真剣そのものだった。裸足になったのは、地面と足の着き方を確認するためで「足の裏が固まりに固まっていた」と苦笑い。その後は「裾が気になりだして…」とベルトを外してズボンをするり。蒸し暑い室内だけに、上着も1枚、1枚とまるでストリップ劇場のように次々と脱ぎ捨てた。

 3月のWBCでは、神がかり的な打撃で何度もチームを救ったが、ここまで規定打席到達者で最低の打率・201。まさかの大スランプに陥っているだけに、文字通りなりふり構わず復活を目指す。

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2013年6月15日のニュース