クラーク、延長決勝弾!中日が今季最長5時間44分の死闘制す

[ 2013年6月15日 19:45 ]

<ロ・中>延長12回無死一塁、クラークは勝ち越しとなる右越え本塁打を放つ

交流戦 中日10―8ロッテ

(6月15日 QVC)
 中日は8回に6点差を追い付かれ、9回に敵失で1点を勝ち越しながら、その裏2死から守護神・岩瀬が井口に同点ソロを被弾。終盤、ドタバタ劇を演じたながらも、延長12回にクラークの勝ち越し2ランが飛び出し、何とか勝利をものにした。

 過去3戦3敗と苦手にしていたロッテ・成瀬を攻略。初回1死三塁からクラークの右前適時打で先制すると、1―1の4回には1死二塁から山崎の右翼線への適時打で勝ち越し。さらに5回1死満塁から松井佑の右犠飛で1点、7回には1死一塁からルナが左越えに7号2ランを放ち、和田がこの試合チーム10安打目となる右前打で成瀬をKOした。

 この回、1点を追加した中日は8回にも大島の右越え2号ソロで1点を加点。ところが、その裏、初回の根元の一発だけに抑えていた先発の大野が崩れ、救援陣もロッテの勢いを止めることができなかった。

 それでも延長12回、先頭の荒木が中前打で出塁し、クラークが1ボールからの2球目を右翼へ豪快な2ラン。チーム22安打目が値千金の一打となった。その裏を岡田が締めて、5月22日のロッテ―阪神戦の5時間12分を超える今季最長5時間44分、両チーム合わせて36安打が飛び交ったゲームに終止符を打った。

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2013年6月15日のニュース