甲子園の星対決へ 星野監督ハッパ「意地でも負けるな」

[ 2013年6月15日 17:35 ]

交流戦 楽天2―1阪神

(6月15日 Kスタ宮城)
 楽天の星野監督は1点差で逃げ切った試合を終えると、心臓に悪いとばかりに「殺されるわ」。2日前には土壇場での逆転負けで球団初タイトルとなる交流戦Vを逃したが、この日は主将・松井の一発で悪い流れを断ち切り接戦を制した。

 先発の永井は「ランナーを出し過ぎてすいませんでした」と試合後に反省したように序盤からピンチの連続。3回まで毎回得点圏に走者を許し、星野監督も「ボコボコにやられそうな感じはした」という。それでも要所を締めて6回1失点と試合をつくると、2番手の青山が2回を完ぺきリリーフ。指揮官も「今日は最高の出来だった。今日のヒーローは青山だね」と今季は不振に陥っていた右腕を手放しで褒め称えた。

 16日の交流戦最終戦では、開幕8連勝中の田中と阪神・藤浪の“甲子園V投手対決”が実現する。日本中が注目する一戦へ向けて「意地でも負けるなって」と闘将らしくナインにゲキを飛ばした。

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2013年6月15日のニュース