明大、法大破り逆王手 28日勝者が優勝

[ 2013年5月28日 06:00 ]

5回1死満塁、岡大の中前適時打に沸く明大ベンチ

東京六大学野球第7週第3日 明大6―3法大

(5月27日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、明大が法大を下して1勝1敗1分けのタイとし、逆王手をかけた。糸原健斗内野手(3年)が先制打を含む2安打3打点をマーク。投げては今季初先発の上原健太投手(2年)が7回途中3失点で今季初勝利を挙げた。勝てば優勝が決まった法大は、投手陣が粘れず今季初黒星を喫した。28日の4回戦で勝ったチームが優勝となる。

 負けたら終わりの一戦で、明大が踏ん張った。法大に初黒星を付け、逆王手をかけた善波達也監督は「何とかみんなが粘ってくれた。優勝決定戦に行ける。あすは全力を出し切る」と興奮気味に振り返った。

 打線は3試合連続2桁安打となる13安打。5番に座った糸原は2本の適時打で3打点を挙げ「チームの役に立てて良かった。自分たちの粘りの野球で勝って優勝したい」と胸を張った。開幕から調子が上がらなかったが、法大戦は3試合で11打数5安打と、大一番で復調した。

 投げては今季初先発の上原が7回途中まで3失点と試合をつくり「早く先発がしたかった。緊張はなかった」。東大戦を除く4カード全てで3回戦以上を戦っている。3季ぶりのリーグ制覇へ、最高潮のムードで今季16試合目の「優勝決定戦」に臨む。

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2013年5月28日のニュース