島内 勝ち越し打!高校時代以来の聖地で安打「うれしいです」

[ 2013年5月28日 22:21 ]

<神・楽>逆転勝ちに沸く楽天ナイン

交流戦 楽天7―4阪神

(5月28日 甲子園)
 約4時間にわたる試合で楽天は先制され、追い上げ、逆転。そして追いつかれ、勝ち越され、追いつき、勝ち越し、突き放した。その勝ち越し打を放ったのが、代打島内だった。

 前の試合、26日の広島戦では、前田健の素早いけん制球に刺され、反撃ムードをぶち壊すミス。星野監督からは「もうアンビリーバブル」と嘆き節が出ていた。

 この日は4試合続いていたスタメンから外れベンチで待機。試合も先制を許す重いムードだったが、9回に阪神の守護神久保を攻めて同点で出番がやってきた。4球目の直球を勝ち越し三塁打。「(松井)稼頭央さんがつないでくれた。ここは絶対打ってやると思って打席に立った。おいしいところを用意してくれて感謝でいっぱい」と殊勲の一振りを振り返った。

 昼間には母校の明大が東京六大学で3季ぶり優勝35度目の優勝を飾った。母校の奮闘に自らも存在感を示すことになった。加えて甲子園では2007年夏の星稜高校時代以来の安打。素直に「うれしい」と感想をもらした。チームはロッテと3ゲーム差のままだが、しぶとい戦いぶりで首位を射程圏にとらえている。

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2013年5月28日のニュース