球児またDL濃厚 右腕「けっこう痛む」最悪手術も

[ 2013年5月28日 06:00 ]

レッズ戦の9回途中、右腕に異常を訴え、降板するカブス・藤川(中央)

ナ・リーグ カブス5―4レッズ

(5月26日 シンシナティ)
 カブスの藤川球児投手(32)が26日、レッズ戦で右腕の異常を訴えて降板し、27日(日本時間28日)にも故障者リスト(DL)入りすることが濃厚となった。右前腕部の張りで4月13日にDL入りし、今月10日に復帰したばかりだった。

 同点の8回から登板し初めて回をまたいで迎えた9回2死一塁。主砲ボットへの初球、内角直球を投げて痛みが走った。苦痛に顔をゆがめ、四球を与えた後に「もう無理だなと。思い通りのところに投げられなかった」と降板。「痛みが出たので仕方がない。けっこう痛む」と話した。

 デール・スウェイム監督は「同じ箇所を痛めたようだ」と説明。精密検査を経て今後の方針を検討するが、肘に異常がみられる際には最悪の場合、手術に踏み切る選択肢も出てくる。

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2013年5月28日のニュース