黒田 右脚打球直撃で無念の降板…3回途中8安打5失点

[ 2013年5月23日 09:27 ]

オリオールズ戦の2回、マチャドの打球を右脚に受けるヤンキース・黒田
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ア・リーグ ヤンキース3―6オリオールズ

(5月22日 ボルティモア)
 ヤンキースの黒田は22日、オリオールズ戦に先発。右ふくらはぎに打球を受けるアクシデントもあり、3回途中でマウンドを下り、今季7勝目はならなかった。2回0/3で55球を投げ、8安打5失点。右ふくらはぎは打撲と発表された。

 黒田は1回、2死から2本塁打を含む4連打を許し、いきなり3失点を喫した。3番マーカーキスにカウント1―1から真ん中に入ったスライダーを捉えられ、右中間にソロ本塁打を浴びると、続くジョーンズには初球の内角のツーシームを中前に運ばれて2死一塁。デービスにはフルカウントから甘いツーシームを打たれ、2点本塁打を浴びた。6番ウィータースにも右翼フェンス直撃の二塁打を許したが、後続を打ち取り3失点で終えた。

 2回も2死からマクロースに一、二塁間を抜ける右前打を打たれると、続くマチャドには速球を捉えられ、右ふくらはぎを直撃する投手強襲安打。黒田は痛みをこらえてマーカーキスを右飛に打ち取り、何とか無失点でしのいだ。

 3回、4、5番に連打を許し無死一、三塁となった場面でジラルディ監督がマウンドへ。右脚の状態も考慮し、3回途中で無念の降板となった。代わってマウンドに上がった2番手クレイボーンが3点本塁打を浴び、ヤンキースは序盤に大量リードを許した。

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