大谷見た～い！注目度ダル超え、平日ナイターで３万人突破確実

＜日・ヤ＞５回終了時、大谷の予告先発が告げられる

交流戦 日本ハム―ヤクルト

（5月23日 札幌Ｄ）
　注目度ではダル超えだ。１６日に日本ハムの栗山監督が２３日の大谷先発を明言してから、前売り券の売り上げは急増し、１日平均で１０００～２０００枚。球団関係者は「前日の時点で２万５０００枚以上売れている。当日券もあるので、３万人は間違いなく行く」と断言した。

　今季、平日のナイターで観衆が３万人を超えたのは、本拠地開幕戦となった４月５日ソフトバンク戦（３万３７６９人）しかない。ダルビッシュが０５年６月１５日にプロ初登板した時も平日ナイター（水曜日）だったが、この時は２万４３７５人。大谷は前売り段階で「ダル超え」を達成した。

　大谷はこの日、投手メニューに専念しブルペンで２４球。「ゼロに抑えていいリズムをつくって攻撃につなげられれば」と意気込み、第一球については「一番自信のある球を投げたい」と言った。５回終了時に２３日の先発投手として「大谷」の名前が大型ビジョンに表示されると、札幌ドームは大歓声に包まれた。試合を最後まで見届けて球場を離れた大谷。栗山監督が「若者らしく躍動してくれればいい」と期待する１８歳がいよいよ「投手」としてベールを脱ぐ。