守道監督「見りゃ分かるでしょ、ピッチャーが苦しいのは」

[ 2013年4月12日 22:36 ]

8回、広島・松山に本塁打を浴びた中日・武藤

セ・リーグ 中日4―5広島

(4月12日 ナゴヤD)
 中日は継投に失敗し、接戦を落とした。先発の中田賢は5回まで無失点と好投しながら、6回の先頭打者に四球を与えてから崩れて3失点。「何て言えばいいのか、言葉が出てこない」とうなだれた。

 登板機会が増えている中継ぎ陣を休ませたい思いから中田賢を代えられず、継投策は後手に回った。早くも今季8試合目の登板だった4番手の武藤は4―3の8回1死からマウンドに上がり、連続本塁打を浴びて逆転を許した。「一番いい場面で投げさせてもらっているのに…。申し訳ない」と肩を落とした。

 高木監督は「(中田賢が)ああなる前に代えないかんということやろ。でも見りゃ分かるでしょ、ピッチャーが苦しいのは」と厳しい台所事情を嘆いた。

 ▼中日・久本(古巣相手に6回3失点)「相手のここが弱いとか意識しすぎてしまった。肝心なところで点を取られた」

 ▼中日・ルナ(13試合連続安打)「感覚はいい。毎日全力で戦おうと試合に向かっている」

 ▼中日・中日・今中投手コーチ(武藤に)「あそこで頑張らなきゃいかんピッチャー。落ち込んでいる暇はない」

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2013年4月12日のニュース