巨人 初回ワースト更新も2回に33イニングぶり得点!逆転快勝

[ 2013年4月12日 21:08 ]

2回、逆転2ランを放ち阿部とタッチをする巨人・ボウカー

セ・リーグ 巨人8―3ヤクルト

(4月12日 東京D)
 球団ワーストタイの31イニング連続無得点の巨人は12日、東京ドームでヤクルトと対戦。1回の攻撃で得点が入らず、ワースト記録を更新した。

 前日までの甲子園での阪神3連戦で沈黙した打線の奮起が望まれる。本拠地東京ドームで「橙魂2013」と銘打ちオレンジ色を基調とした、今季9試合限定の特別ユニホームで戦う。同企画は昨季から始まり、8試合で7勝1敗の好相性だ。

 試合は巨人・ホールトン、ヤクルト・ロマンの先発で始まった。1回、ヤクルトはミレッジの先頭打者本塁打で先制した。その裏、巨人は1番長野が右前打で出塁も、2番松本が二飛、3番坂本が中飛、スタメン復帰の4番阿部が二ゴロに倒れ、32イニング連続無得点となり球団ワースト記録を更新した。

 巨人は2回、5番村田が左前打で出ると6番ボウカーが右中間に4号逆転2ランを放ち33イニングぶりに得点をマーク、ワースト記録に終止符を打った。その後巨人は、3~5回3者凡退に倒れ、追加点を挙げられず。

 ヤクルトは6回1死一塁から7番雄平が右本塁打を放ち逆転に成功した。巨人はその裏、3番坂本の中越え二塁打でつくった好機に4番阿部が同点中前適時打。続く5番村田が左前打でチャンスを拡大すると6番ボウカーGあこの日2本目となる3ランを右越えに放ち勝ち越した。7番ロペスも左越えソロで続きこの回5点。8回にも巨人は1点を追加した。

 巨人はこのまま逃げ切り、引き分けを挟んだ連敗を2で止めた。

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