ボウカー弾でワースト記録にピリオド、2発目は勝ち越し3ラン!

[ 2013年4月12日 21:09 ]

2本の本塁打を放ち、ポーズをとる巨人のボウカー

セ・リーグ 巨人8―3ヤクルト

(4月12日 東京D)
 どこまで続くかと思われた巨人のゼロ行進にピリオドを打ったのはボウカーの豪快な一打だった。

 2回、一塁に村田を置いての第1打席、ヤクルト先発のロマンが投じた内角の直球を右中間に叩き込んだ。逆転の4号2ラン。前日の阪神戦では2打席2三振、8回に代打を送られるという屈辱を味わった。

 「難しいボールだったけれど、うまく反応ができた。(阪神3連戦は)ピッチャーが頑張っている中で、野手が点を取れずに負けることが続いた。“今度は野手が”という気持ちをみんなが持っている」とチームの思いが生んだ33イニングぶりの得点を振り返った。

 ボウカーは同点の6回にもこの日2本目となる勝ち越し5号3ラン。「スライダーを前でさばくことができた。援護できてうれしい」と5打点の大爆発を素直に喜んだ。

 昨年は日本シリーズで2本塁打したものの、レギュラーシーズンはわずか3本塁打、2年目を迎えた今季は早くも12試合目で上回った。

 ヒーローインタビューでは「ヤリマシター」と叫んでファンの大歓声を浴び満面の笑み。7番ロペスとは今季3度目のアベックアーチで「2人とも状態がいい」と相乗効果を強調した。

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