今年初のオレンジユニで快勝 原監督「流れを持ってこられた」

[ 2013年4月12日 21:25 ]

6回、勝ち越し3ランを放ち、阿部(10)に祝福される巨人・ボウカー

セ・リーグ 巨人8―3ヤクルト

(4月12日 東京D)
 甲子園で1点も取れずに戻ってきた東京ドームで巨人が生き返った。「橙魂2013」と銘打ったオレンジユニホームでの今年最初の試合。昨年は7勝1敗と抜群の勝率を誇った戦闘服が力を与えたのか3本塁打、8点を奪いヤクルトに鮮やかな逆転勝ちを収めた。

 初回はミレッジに先頭打者本塁打を浴び、その裏は無得点と球団ワースト記録を32までのばしてしまったが、2回のボウカーの逆転弾で33イニングぶりに得点を取ってチームが動き出した。6回にヤクルトに逆転を許したその裏、坂本、阿部の連打で同点に追いつくとボウカーがこの日2本目となる勝ち越し3ランを放ち一気に流れを呼び込んだ。続くロペスがソロを放って5点のビッグイニング、試合をひっくり返した。

 終わってみれば5点差の快勝に原監督は「重いスタートでしたが、ボウカーがいいところで打ってくれた」と2発5打点のヒーローを称えた。「東京ドームに帰って来てすぐ流れを持ってこれたのが大きい」と連敗ストップに満足顔だった。

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