精いっぱいのけじめ…何度も声詰まらせた城島

[ 2012年9月28日 18:44 ]

記者会見で今季限りの引退を表明し、涙をぬぐう阪神の城島健司捕手

阪神・城島引退

 強気で鳴らした城島は引退会見で何度も声を詰まらせ、故障に苦しんだ無念さをにじませた。

 ――今の心境は。

 「今の体の状態では給料はもらえない。ばりばりやってくれるだろうという信頼を裏切ってしまった。ファンに対しても球団に対しても、自分ができる精いっぱいのけじめ。高給取りになってから2年続けてまともに活躍できなかったら(引退)というのが自分のルール」

 ――決意の経緯は。

 「5月に腰の手術をし、今季捕手をするめどが立たなくなったのが一つの決断の理由。試練を一個一個乗り越えるたびに成長してきたと思うが、今回のけがは自分には乗り越えられない大きな壁だった」

 ――捕手への思いは。

 「捕手だったからこそ18年間ユニホームを着られ、米国にも挑戦でき、タイガースにも来られた」

 ―ソフトバンクの王球団会長への報告は。

 「『ほかのポジションでまだやらないのか』という言葉をいただいたが『王さんの下で捕手を始め、捕手ができなくなったときはユニホームを脱ぎます』と言った」

 ――引退試合は。

 「あした(29日)甲子園でマスクをかぶらないかと言われたが、広島はクライマックスシリーズを目指してやっている。鳴尾浜(2軍戦)でマスクをかぶらせてもらえば、それでいい」

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