城島 ひっそりと引退試合 29日2軍戦で現役生活に別れ

[ 2012年9月28日 08:12 ]

鳴尾浜球場を後にする、今季限りで現役引退することが分かった阪神・城島

 阪神・城島が今季限りでの引退を決断した。10年シーズン中に発症した左膝痛に苦しみ、11年4月には右肘じん帯を損傷。今季は捕手での復帰を断念したが、5月に左臀部の座骨神経痛で登録抹消。親しい関係者に「(右)肘がどうにもならない」と漏らすなど満足いくプレーができず、ユニホームを脱ぐことを決めた。

 球団では日米で活躍した球界の功労者に配慮し、引退セレモニーなどを検討していたが、城島は2軍の最終戦となる、29日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)を「引退試合」とすることに決めた。2軍でひっそりと最後のユニホームを着る。

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