遅咲きナックル投手が初の20勝 尚成も祝福「僕もやれると…」

[ 2012年9月28日 10:15 ]

ア・リーグ メッツ6―5パイレーツ

(9月27日 ニューヨーク)
 メッツのナックル投手ディッキーが初の20勝を挙げた。パイレーツ戦で8回2死まで投げ、自己最多に並ぶ13三振。本拠地最終戦で大声援を受けて128球を投げ「ほっとしている。感情を抑えるのがこんなに難しかったのは初めてだ」と喜んだ。

 遅咲きの37歳。2010年に11勝を挙げ、ナックルボーラーとして頭角を現した。マイナー暮らしが長かったが「成功する自分を思い描いた。疑うより常に希望だった」という。米国1年目に同僚だったパイレーツの高橋は「すごい球を投げる選手じゃなかっただけに素晴らしい。彼ができるのだから僕もやれると信じてやりたい」とうれしそうだった。(共同)

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2012年9月28日のニュース