栗山監督絶賛!中田 好返球でサヨナラお膳立て

[ 2012年6月17日 06:00 ]

<日・ヤ>9回1死三塁、日本ハム・中田は好返球で三塁走者の比屋根を本塁でタッチアウトにする

交流戦 日本ハム3-2ヤクルト

(6月16日 札幌D)
 「翔ゴジラ」が攻守でチームを救った。2―2の9回1死三塁と絶体絶命のピンチ。日本ハムの左翼・中田は森岡のほぼ定位置への飛球をつかむと「力んだら自分の肩が生きない。冷静になれた」と本塁へ矢のような送球を見せ、俊足の比屋根を刺した。

 その直後にホフパワーの中犠飛でチームは今季4度目のサヨナラ勝ち。「チームが勝つために、一生懸命やったら必ずいいことが起きるということを忘れずにやりたい」と充実感をにじませた。

 この日、選手はファンから公募した登場曲で打席に立ったが、中田は「ゴジラ」のテーマ曲。妙にマッチするリズムに乗って、初回は1死一、二塁から6戦連続安打となる先制適時二塁打を放った。お立ち台では、ユニバーサルホーム社からMVP賞として、札幌近郊に同社で家を建てる際には1000万円を免除される権利もゲット。栗山監督は「サヨナラ本塁打を打つよりも、大きな意味を持つアウトだった」と中田の守備を称えた。

 ▼日本ハム・清水外野守備コーチ 中田風に言うと「超うれしいっス」。ああいうことができるのが、あいつの進歩だね。

 ▼日本ハム・鶴岡 少しズレたらセーフだった。素晴らしい返球だった。

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2012年6月17日のニュース