監督の批判に奮起?イチロー 流れを呼び込む渋いタイムリー

[ 2012年6月17日 15:54 ]

交流戦 マリナーズ7―4ジャイアンツ

(6月16日 シアトル)
 マリナーズは中盤の要所でイチローに渋いタイムリーが出た。

 2点を追う5回1死二、三塁。サイ・ヤング賞を2度受賞しているリンスカムから中前に抜けそうなゴロを転がす。二塁手は止めるのが精いっぱいで、三塁走者が生還して1点差にした。その直後に暴投で同点に追い付き、試合の流れを呼び込んだ。

 前日の15日、「もっと頑張ってほしい」と、イチローに奮起を促したウェッジ監督は「きょうはチャンスで何人もの選手がいい仕事をしてくれた」とたたえた。

 イチローはこの一打で大リーグ通算2499本目となった。この日で通算1815試合目。今後10試合のうちに1本打てば近代野球とされる1900年以降では4番目の速さで通算2500本目に届くことになる。

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2012年6月17日のニュース