交流戦MVP最右翼!4勝の杉内 巨人で勝ててうれしい

[ 2012年6月17日 06:00 ]

<楽・巨>ホールトンに抱きつく内海と駆け寄る巨人・杉内

交流戦 巨人10-1楽天

(6月16日 Kスタ宮城)
 巨人・杉内も喜びに浸った。交流戦は5試合に登板し無傷の4勝で、防御率1・64。ソフトバンク時代の09年以来、自身2度目の交流戦MVPの最有力候補だ。「移籍1年目で巨人の交流戦初優勝の輪にいられてうれしい。温かく迎え入れてくれた監督やコーチ、投手陣など皆さんのおかげ」とチームメートに感謝した。

 5月30日の楽天戦(東京ドーム)で無安打無得点試合を達成。球史に名前を刻んだが、それ以上に印象に残っているのは、5日のソフトバンク戦(ヤフードーム)だった。かつての本拠地で両チームのファンから拍手を受けた。「ありがたかった」と応えるように、7回無失点で勝利。古巣のファンにも巨人のエースナンバーを背負って躍動する姿を披露した。

 昨オフにFA移籍で10年在籍したソフトバンクから巨人入り。その目的は幼少時代の憧れだった指揮官を胴上げすること。「勢いに乗って、日本一まで駆け上がりたい」と杉内。先発する17日の楽天戦(Kスタ宮城)にも勝利して、交流戦有終の美を飾る。

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2012年6月17日のニュース