“謹慎”解除の涌井 22日のリーグ戦から1軍復帰へ

[ 2012年6月17日 06:00 ]

女性とのトラブルを週刊誌に報じられた件について会見する西武・涌井

 オフの女性とのトラブルを週刊誌に報じられたために、出場選手登録を抹消されている西武・涌井秀章投手(25)の「謹慎」が16日、解除された。

 広島戦の試合前に飯田則昭専務と涌井がそれぞれ会見。飯田専務は「きのう居郷社長から厳重注意処分を言い渡した。現場の判断によるが、コンディションが整えば1軍出場も可能となる」と説明。報道を調査し、記載内容以上の事実はなかったことから15日に処分を決めたという。

 その後、涌井も同じ会見場に姿を現し「本当に申し訳なく思っています」と騒動を陳謝。「プライベートでも西武のエースとして自覚を持って行動したい」と誓った。

 涌井は5月22日に登録を抹消され、2軍の試合にも出ず練習を続けていた。実戦のブランクがあるため、19日からのイースタン・リーグ、DeNA戦(西武第2)で連投し、問題がなければ、リーグ戦再開となる22日のオリックス戦(県営大宮)から1軍に復帰する。渡辺監督は「状態は良いと聞いている。抑え?そうだね」と守護神で起用する方針を示した。

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2012年6月17日のニュース