Ｖ前夜　巨人　仙台で盛り上がる　日大ＯＢコンビ「♪それいけタツノリー」

＜楽・巨＞セ初獲ったぞ～！交流戦の優勝トロフィーを高々と掲げる巨人・原監督

交流戦 巨人１０－１楽天

（6月16日 Ｋスタ宮城）
　巨人が交流戦８年目でセ・リーグ球団として初の優勝を果たし、優勝賞金５０００万円を獲得した。

　マジック１で仙台に乗り込んだ１５日。仙台市内の焼き肉店で首脳陣、選手、スタッフら約７０人で決起集会を開いた。長野と村田の日大ＯＢコンビが指揮官の現役時代の応援歌を熱唱。「♪それいけタツノリー」と歌い上げると原監督は焼酎のグラスを一気に空にし、深々とお辞儀すると大いに盛り上がった。３回までに１１安打９得点。前夜のように一気に楽天をのみ込んで初Ｖを決めた。

　ＦＡで獲得した杉内は無安打無得点試合を記録し、村田は４番の働きを見せた。生え抜きの内海は負けなしの４勝、防御率は杉内を上回る１・２９をマークした。貯金１１を蓄えての優勝。「このチーム状態を保ちながらさらに上を目指して戦いたい」。原監督はリーグ再開へ向け、さらにギアを上げていく。