外角狙いで杉内迎撃 王会長は仰天“水風呂入れ”指令

[ 2012年6月5日 06:00 ]

 迎え撃つソフトバンクは杉内の内角を捨てる。立花打撃コーチは「内角にどんどん、突っ込まれるとやっかい。どちらでカウントを取るかと言えば外。とにかく外角を一発で仕留める。ホームベースを半分に割って、絞りたい」と話した。

 5月30日の楽天戦(東京ドーム)でノーヒットノーランを達成したばかりの絶好調左腕には、まともな作戦は通用しない。追い込まれるまで、外角に狙いを絞る意識を統一させる考えだ。

 王貞治会長も意気軒高だ。チームは2年ぶりの6連敗で交流戦最下位だが「昨年の交流戦は最高に強かったが、まだ半分と少し消化しただけだ」と巻き返しを確信。杉内についても「うちにとっては奮起する材料。勝てば乗れる。水風呂に入って(身を清めて)備えてほしい」と仰天指令で攻略を期待した。

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2012年6月5日のニュース